クオタニウム-18

クオタニウム-18は、一般名塩化ジアルキル(14～18)ジメチルアンモニウムといい、陽イオン界面活性剤で、髪の帯電防止、保湿剤、ヘアコンディショニングとしての機能を持った成分です。

クオタニウム-18

成分評価3

クオタニウム-18とは

クオタニウム-18は、カチオン界面活性剤(陽イオン界面活性剤)で、直鎖アルキル基を含む、塩化ジアルキルジメチルアンモニウムで、炭層数が12～18となっている、化合物です。

特長としては、4級アミンですが、刺激性が低く、毛髪の柔軟性、帯電防止効果がある。また、カチオン界面活性剤のため、通常強い殺菌力があるが、クオタニウム-18については、弱い傾向があります。

クオタニウム-18の効果、効能

クオタニウム-18は、陽イオン界面活性剤のため、帯電防止、乳化、保湿などの効果があるため、ヘアコンディショニング成分としての機能があり、ヘアスプレー、シャンプー、リンス、コンディショナーなどの成分として使用されています。また、洗濯石鹸に配合されており、衣服などの柔軟剤としての効果もあります。

クオタニウム-18の毒性、副作用、安全性

クオタニウム-18は、一般的に4級アンモニウムという形になっており、コンディショニング成分として使われています。一方で、4級アンモニウムは、刺激が強いため、髪の毛の付着は問題ないのですが、肌への付着を懸念する成分です。しかしクオタニウム-18は、その中でも刺激が少ないとされるコンディショニング成分です。