髪の毛 ダメージについては、正しいと思っても実は間違っている事が多いのではないでしょうか?
痛んでパサパサ、キシキシした髪の毛にお悩みではないでしょうか?
1番良いのは、ダメージとなるパーマや縮毛矯正、カラーなどを
全くしないことをおすすめしますが、なかなかそういうわけにもいきません。
そこで、ダメージを防ぐための正しいヘアケアについてお伝えいたします。
髪の毛ダメージーが起こる仕組み
ダメージヘアーは、髪の“キューティクル”が剥がれてしまうことで起こります。
キューティクルとは、髪の毛の一番外側を包む「のり巻きの海苔」のような存在です。
この海苔が破れていたり薄くなってしまっていると、
中の具がこぼれてしまって貧相なのり巻きになってしまうのです。
これがまさにヘアダメージです。
カラーやパーマの繰り返しもそうですが、
日常のシャンプーやドライヤーなどのケアが正しく行われていないこと
の積み重ねでもキューティクルは剥がれます。
【ヘアケア①】シャンプー
まず先に毎日行っているシャンプーから見直しましょう。正しい選び方、方法をご紹介します。
シャンプーのタイミング
シャンプーのタイミングは朝よりも夜の方が理想です。
細胞が生まれ変わるのは夜間(寝ている時)なので、清潔な状態にしておいた方がいいです。
シャンプーの選び方
キューティクルが荒れてしまった状態で洗浄力の強いシャンプーを使うと、
必要な成分が流れてさらに傷んでしまいます。頭皮への刺激が少ない成分が入ったシャンプーに変えましょう。
<頭皮への刺激が少ないシャンプー>
アミノ酸系、ベタイン系などとよばれるシャンプーが良いです。
具体的には、●●ベタイン、ココアンホ●●、ココイル●●、ラウロイル●●などの成分が入っています。
ただし、良い成分というのはどんどん進化しています。
また、これらのシャンプーは比較的価格が高く、泡立ちにくいというデメリットもあります。
無理にこれらのシャンプーに手を出すよりは、
次にご紹介する「避けるべき成分」を覚えておく方がいいかもしれません。
<避けるべき成分が入った残念なシャンプー>
ラウリル硫酸Na、ラウリル硫酸カリウムなど、「ラウリル」と「硫酸」がつく成分の入ったシャンプーは避けましょう。
これらは高級アルコール系合成界面活性剤の一つで、洗浄力が強く頭皮や髪への負担が大きいです。
カラーの色あせが早くなる、パーマのウェーブがだれるなどの悪影響もあります。
逆にカラーがしにくい人は、非常に健康な髪とも言えます。
また、同じアルコール系の、ラウレス系の界面活性剤が成分表示の上のほうに来るものも、
避けたほうが無難です。
☆話題のノンシリコンシャンプーとは?
今とても話題になっているのが「ノンシリコンシャンプー」ですが、
正しく理解しておく必要があります。痛んだ髪を修復したいのであれば、シリコンの有無は関係ありません。
ノンシリコンシャンプーとは、簡単に言うとシリコン=“油”の入っていないシャンプーのことで、
パーマやカラーをする時に髪の表面にシリコンがついていることで入りが悪くなってしまうという理由から、
ノンシリコンシャンプーが話題になりました。
決してトリートメント効果があるというわけではありません。
むしろ、パーマやカラーをかけない人にとっては、
髪の表面をがっちりコーティングするシリコンが入っている方が、
手触りを良くしたり艶を与えてくれるため有効ともいえます。
正しいシャンプーの方法
ブラッシング
目的は、髪の毛についた、ホコリの除去と 髪の毛のほつれ等をとりのぞく事です。
ブラッシングと言っても、しっかり行って、髪や地肌を傷つける事はやめましょう。
くしを強めにやって、ちょっと 気持ちよいは すでに地肌を傷つけているかもしれません。
そんな時、シャンプー液がしみて 痛かったりしませんか?
お湯で、しっかり すすぐ
すぐに、シャンプーをつけるのはやめましょう。
地肌まで、しっかりと すすぐ事が大事です。
しかも 温度は38℃程度 この温度が、皮脂が溶ける温度のため最適です。
40℃位がきもち良いと思うかもしれませんが、熱すぎます。
頭皮は、手よりもナイーブなんです。
大事に髪と地肌をすすぎましょう。
シャンプーを泡立てる
すすいだから良いと思って、すぐにシャンプーをつけてはいけません
必ず適量を手で取ってね泡立ててください。
これを行う理由としては、髪や地肌に対する刺激を極力減らすのが目的です。
これによって、洗浄力を最大にもっていけますので、
使用するシャンプーの量も減らす事が出来るのです。
頭の上で、泡立てる。
泡立てたシャンプーの泡を頭の上に全体に広げて、泡立てます。
その時に、指を頭皮にあてて、頭皮を動かすように洗う事がベストです。
ゴシゴシ洗いは、頭皮も髪も傷めますのでやめましょう。
特に洗浄力の強いシャンプーを使用した場合、髪どうしの摩擦が
強くなるため、頭皮だけでは無く、髪の毛も痛めます。
時間をかけても、1分程度で手早く終わらせましょう。
大量のお湯ですすぐ
実際シャンプーで泡立てている時間の3倍程度は、
すすぎに時間を使ってください。
温度は、38℃で、最初のすすぎと同様の温度で実施してください。
特に、コンディショニングが入っていないタイプのシャンプーの場合
この時が1番、髪の毛が傷つきやすいですので、シャワーの水流の強さで
洗う程度で良いでしょう。
時間をかける理由としては、シャンプーの洗浄成分である界面活性剤は、
落ちにくい特長もあるため、時間をかける必要があるのです。
乾燥
全体的な、水分をとっったらドライヤー等で、水分を除去する必要がありますが、ドライヤーを使用する場合、温風では無く、冷風をご使用する事をおすすめ致します。
温風は、短時間で乾きますが、乾きすぎる問題もあります。それによってのダメージも残ります。
ちなみに自然乾燥が良いと言っている人もいますが、地肌付近は、乾きにくいのと、濡れた状態ですと、湿度が高いのと同様で、カビが生えやすいのと、柔らかいためキズもつきやすくなります。
肌と髪の毛がキレイになる食べ物
やっぱり、髪の毛の美しさは、地肌の美しさからです。地肌をきれいにするためには、口から入れる食べ物にも、気をつかう必要があります。そこで肌をきれいにする、言われている8つの食べ物を紹介します。
アボカド
アボカドはビオチンやビタミンEが豊富に含まれているため、乾燥肌を防ぐ効果があり、また皮膚を柔らかくする効果があるそうです。ただ単に食べるだけでなく、裏ごししたアボカドを肌に塗ったり、スライスしたもの肌の上に乗せても効果を得られるとのこと。また、髪の毛やツメの傷みを防ぐ効果もあるそうです。
緑茶
緑茶にはカテキンなどさまざまなポリフェノールが含まれているため、肌にとって優しい飲み物とされているそうです。毎日4杯程度摂取するのが効果的とのこと。
トマト
ドイツで行われた実験によると、トマトペーストとオリーブオイルを毎日摂取すると日焼けを防ぐ効果が現れたそうです。これはトマトに多く含まれるリコピンとカロテノイドという成分が細胞の破壊を緩やかにする効果があると考えられているからとのこと。
サーモン
サーモンにはビタミンEの約1000倍の抗酸化力を持つアスタキサンチンという成分が含まれており、このアスタキサンチンが肌の弾力性を良くする効果があるそうです。
たまご
たまごに豊富に含まれるたんぱく質がダメージを受けた肌の細胞を修復する働きをするそうです。またビオチンも含まれているため、乾燥肌にも効果を発揮するとのこと。
ざくろ
ざくろには多くの酸化防止成分が含まれており、更にコラーゲン生成を支援する効果があるとのこと。
クルミ
クルミにはオメガ3系脂肪酸が豊富に含まれており、肌や髪の毛を紫外線から守る効果があるといわれているそうです。
豆類
豆類には卵と同じくたんぱく質が多く含まれており、ダメージを受けた肌の細胞を修復する働きがあるそうです。
これらを積極的にとる事で、きれいな肌そして、髪の毛をつくりましょう。
“髪の毛 ダメージを招く5つの間違い対策方法” への2件のフィードバック