ブドウ種子油またはグレープシードオイルは、ぶどうの種子から圧抽法によって得られる乾性油である。保湿、美白、収れん、抗酸化、エモリエント、エラスターゼ活性抑制、コラナーゼ活性抑制があると期待されている成分です。
ブドウ種子油(グレープシードオイル)(grape seed oil)
成分評価 5
ブドウ種子油(グレープシードオイル)とは
ブドウ種子油(grape seed oil)は、通常ぶどうの種子は、廃棄される部分です。この種の部分から抽出したものが、ぶどう種子油です。ぶどう種子油は、ぶどう栽培がさかんな、イタリアをはじめ、フランスやチリ、スペインなどのぶどう栽培地区では、副産物として料理等に使用されていましたが、近年になり、健康に良い成分が含まれているとの事で、国内でも生産をされるようになってきた。
ぶどう種子油の作り方と成分
ぶどうの種子には、平均約10%程度の油分を含んでおり、圧縮法によって、そのオイル成分を抽出しまするそして、100kgの種子からわずか100mLの油しか取れないため、非常に貴重なオイルである。
実際そのオイルは、オリーブ油のようですが、組成としては、大豆油に酷似しています。リノール酸を多く含み67~71%、次いでオレイン酸18~20%、ステアリン酸3~4%、パルミチン酸6~8%、リノレン酸が0~1%そして不ケン化物の主成分ステアリンでエントロジオールを含有するのが特長です。
また、ぶどう種子エキスのポリフェノールとしてプロアントシアニジンがあります。これは、ビタミンEの5倍の抗酸化力があります。リノール酸は、酸化しやすいのですが、抗酸化力に優れた、ポリフェノール、ビタミンEによって、リノール酸が酸化されにくくなっています。
ブドウ種子油の効果、効能
ブドウ種子油に含まれているプロアントシアニジンは、抗酸化力だけで無く、シミ。そばかすの生成を促すメラニンの生成を抑える働きがある事から美白効果を期待できます。またプロアントシアニジンには、コラーゲンやエラスチンといった美肌成分を分解する、コラナーゼやエラスターゼといった酵素の活性化を抑える働きがあり、肌にハリと潤いの効果が期待できます。
特に、ぶどう種子油は、全身に使用する事が出来るオイルで、乾燥肌で気になる部分や、マッサージをする時のオイルとして使用したりと、幅広い用途があります。ぶどう種子油は、刺激の少ないオイルであるため、デリケートな、肌質の人が塗っても大丈夫なもので、乾燥肌以外に、脂性肌、混合肌の人にお使い頂けるオイルとなっています。
ブドウ種子油の毒性、副作用、安全性
ブドウ種子油は、食品であるぶどうの種子から抽出したエキスですので、毒性等は無い成分です。また、肌に対してもやさしい成分で、感作性も無い成分といわれている。
成分を含まれる製品一覧
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参考資料
グレープシードオイル(ぶどう油)の効果効能と使い方|オメガ脂肪酸が豊富!
NIKKOL グレープシード油(chemical Navi)
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