オオウメガサソウ葉エキス｜アミノ酸シャンプーは髪と地肌におすすめです。

オオウメガサソウ葉エキスは、北海道、本州（茨城県、岩手県、青森県）を初めとする、北部に多く生息する低い背の常緑樹であるオオウメガサソウの抽出エキスです。そのエキスは、保湿、生理活性、抗酸化、消臭といった機能がある成分です。

オオウメガサソウ葉エキス

成分評価3

オオウメガサソウ葉エキスとは

イチヤクソウ科ウメガサソウ属のオオウメガサソウ(学名：Chimaphila umbellata)の葉から抽出されたエキスで消臭機能のある成分です。

オオウメガサソウは、ヨーロッパ、アジア、北アメリカの周極地方に広く分布しており、日本では、北海道、本州（茨城県、岩手県、青森県）の太平洋側と比較的涼しい気候の場所に生育する植物です。大きさは、10～15cmほどの常緑の植物で、地下茎が繋がって増えるため、群生となっている事が多い。葉は、3～6cm位で、のこぎりのようにギザギザしているのが特長です。

また、花は6～7月頃に咲きますが、最初は、頭を垂れているような花が開花とともに持ち上がってくるような性質をもっており、その可憐に花をつける事から、森の妖精とも呼ばれている花です。

オオウメガサソウの葉は、もともと欧州、北米では、慢性の膀胱炎、頻尿、前立腺肥大のような泌尿器系の治療薬として民間では使用されていました。

オオウメガサソウ葉エキスは、保湿性、生理活性に優れた成分です。また、消臭成分としても、実力のある成分のため、消臭目的で、スキンケア製品や、ヘアケア製品に配合されているものです。

オオウメガサソウ葉エキスの効果・効能

オオウメガサソウ葉エキスは、古くから膀胱炎、前立腺肥大、頻尿等の泌尿器系の治療薬として使用された成分です。そのような目的で医療成分として含まれていますが、化粧品類としては、保湿性、生理活性といった目的で配合されています。その高い保湿性は、紫外線による、コラーゲン、エラスチンなどの減少を抑制します。また、抗酸化作用によっても、アンチエイジング機能が確認出来ています。特に消臭成分として、ヘアケア商品、スキンケア商品に配合されています。

オオウメガサソウ葉エキスの消臭力

株式会社感光社の調査によりますと、オオウメガサソウ葉エキスには様々な消臭機能をもっており、口臭の原因として知られている、メチルメルカプタンなどは、カテキン、クロロフィリンなどと比較して、効果が高い結果が出ています。また、たばこ臭についても、シソエキス、ニンジンエキスよりも評価が高かった。そして、加齢臭ま原因であるノネナールの成分のひとつである低級アルデヒドについても、ビタミンC、βカロチンといったものと比較して、効果を発揮している事が判っています。