バオバブ種子油は、アフリカやオーストラリアのサバンナ地方にある、生命の木と呼ばれるバオバブの種子から抽出した油成分で、保湿、ヘアコンディション剤、エモリエント剤、抗アレルギー、アンチエイジングとなる成分です。
バオバブ種子油(Adansonia digitata seed oil)
成分評価5
バオバブ種子油とは
バオバブ種子油(Adansonia digitata seed oil)は、バオバブの種子から抽出したエキスです。
バオバブはアオイ科の植物で、アフリカ、オーストラリアのサバンナ地方に存在する、幹は徳利のような形をしており、高さは30m、太さは約10mにもなる樹木で、アフリカのリンポポにあるものは、47mにもなり、数千年たっていると思われる、但しパオバブの樹には年輪は無く、内部も空洞になっているため、放射線年代測定機を使用しても正確な年代が不明となっているようです。
乾期には、葉を落として、内部に10t以上の大量の水分を多く含んでおり、生命力が高く、「生命の木」とも呼ばれている。
その葉は、野菜として現地では食べられているし、樹脂は、解熱剤として使用されたりします。またバオバブの実は、ヘチマのような形をして硬い殻に守られているが、食用や調味料として使用され、栄養化が高く、ビタミンCは、キウイフルーツの約4倍、カルシウムは牛乳の3倍、抗酸化力はクランベリーの4倍以上と言われています。
そしてバオバブの種子からは、低温圧縮法によって、バオバブ種子油が抽出できます。
バオバブ種子油は、オレイン酸36%、リノール酸27.5%と不飽和脂肪酸を多く含んでいるため、酸化しにくい油成分です。その他パルミチン酸24%、ステアリン酸6.5%を含んでいます。この油は現地では、食用油として使用しています。
バオバブ種子油の効果、効能
バオバブ種子油は、オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸などの不飽和脂肪酸を豊富に含んでおり、保湿力が良く、角質の水分蒸発を防ぎ、アレルギーにも効果がある成分です。またアンチエイジング効果も期待できます。その他にも、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンEなどのビタミン類を多く含んでいます。そのため、化粧品成分として使用した場合、保湿、ヘアコンディション剤、エモリエント剤として効果が期待できる。
バオバブ種子油の毒性、副作用、安全性
バオバフ種子油は、原産地では、食用油として使用されているもので、毒性等はありません。そのため、副作用が無く、安全性の高い成分です。
成分が含まれる製品一覧
botanist シャンプー(株式会社I-ne(イーネ))
レヴール シャンプー(ジャパンゲートウェイ)
レヴール フレッシュール リペア ノンシリコンシャンプー 340mL
レヴール フレッシュール モイスト ノンシリコン シャンプー 340mL
レヴール フレッシュール モイスト トリートメント 340mL
レヴール フレッシュール スカルプ ノンシリコンシャンプー340mL
レヴール フレッシュール スカルプ ノンシリコントリートメント 340mL
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参考資料
“[バオバブ種子油]生命の木の種子油は、保湿、ヘアコンディションとなる成分” への12件のフィードバック