アンズ種子エキスはアンズの種子内にある仁から抽出したエキスで、漢方薬では咳止めとして使用されますが、化粧品では皮膚コンディショニングとして使用される成分です。

アンズ種子エキス

成分評価5

アンズ種子エキスとは

アンズ種子エキスは、杏仁(きょうにん)と呼ばれるアンズの種子部分の仁から抽出したエキスです。

アンズは、バラ科サクラ属の落葉小木で、学名は、Prunus armeniaca、英名はアプリコットと呼ばれ、日本でも別名として、中国から渡ってきた事もありカラモモ(唐桃)と呼ばれる事もあります。

アンズは中央アジアのウズベキスタン、キルギスからヒマラヤが原産地とされていますが、現在は、ヨーロッパ、中央アジア、東アジアと比較的全域で栽培されています。ただ、中央アジア、ヨーロッパのは甘みが強く、東アジアは酸味が強い品種を好んで栽培しているようです。日本でも栽培はされており、青森、長野、山形、福島、愛媛、熊本、福岡と北海道を除く広範囲で栽培されています。

アンズは、アーモンド、ウメ、スモモなどと近縁種にあたり、簡単に交配してしまう特長があり、現在日本で栽培されているアンズも梅との交配種と言われています。またウメ以外は、実と種が容易に分離するため、離核性植物と呼ばれる場合もあります。

そして、アンズの種には、青酸配糖体のアミダグリン、脂肪酸、ステロイド、ベンズアルデヒドなどを含んでおり、漢方薬としても使用され、咳止め、風邪の予防に効果がある成分とされており、漢方薬として使用する場合、杏仁(きょうにん)と呼びます。また、独特の味がある事で、杏仁豆腐として使用しますが、この場合は「きょうにん」では無く「あんにん」と呼びます。ただ最近は、「あんにん」と呼ぶのが一般的になっているようです。

アンズ種子エキスの効果、効能

アンズ種子エキスには、非常に肌に良い高級脂肪酸である、パルミトレイン酸、リノール酸、オレイン酸、 パルミチン酸、ステアリン酸などが含まれています。そのためアンズ種子エキスは、化粧品成分として使用する場合、肌のコンディションを整える、皮膚コンディショニングとしての働きがあります。

また、アンズ種子エキスは化粧品表示成分として使用する名称ですが、医薬部外品では、キョウニンエキスとして書かれていますが同じ成分となります。

アンズ種子エキスの毒性、副作用、安全性

アンズ種子エキスは、アミダグリンの成分が含まれています。アミダグリンは、青酸配糖体ですので、それ自体に毒性は無いのですが、酵素などで分解する事で、毒性のある青酸に変わります。そのため取り過ぎが問題となる成分でもあります。薬となる成分も取り過ぎると毒になる良い例ですね。ただ、杏仁部分を大量に摂取しなければ問題は、無く、化粧品に配合されている程度であれば大きな問題はありません。

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参考資料

アンズ種子エキス(cosmetic-infp.jp)

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アンズ(wiki)