[銅クロロフィリンNa]葉緑素から合成した食品添加物

銅クロロフィリンNaは天然のクロロフィルから作られた、水溶性の着色剤で、消臭剤、酸化防止剤として使用されている成分で、食品添加物としても使用できるものです。

銅クロロフィリンNa

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成分評価5

銅クロロフィリンNaとは

銅クロロフィリンNaは、植物に含まれる葉緑素(クロロフィル)と呼ばれる成分に含まれる末端のマグネシウム(Mg)部分を銅に置換して、その後 加水分解をして作られたもので、天然のものよりも安定しているため化粧品などにはよく使われる成分です。

天然のクロロフィルは、水に対して不要ですが、銅クロロフィリンNaは、水溶性なため、化粧品に配合しやすいものとなっています。

銅クロロフィリンNaの効果と効能

銅クロロフィリンNaの色は葉緑素を原材料として使用しているため、青黒~緑黒色の粉末状をしており、食品添加物として使用出来る着色剤として使用されており、石けん、化粧品、歯磨き粉、マウスウォッシュ、チューインガムなどにも使用されています。

そんな銅クロロフィリンNaについては、次のような機能があります。

口臭予防

銅クロロフィリンNaは、揮発性イオウ化合物の産生を阻害する効果があります。揮発性イオウ化合物(VAC)は、一般的に口臭などの悪臭の原因物質としてよく知られているもので、口臭の場合、硫化水素(卵の腐ったようなニオイ)、メチルメルカプタン(魚の腐ったニオイ)、ジメチルサルファイド(キャベツが腐ったニオイ)などの腐敗臭を中和する事が出来ます。

胃粘膜の修復

銅クロロフィリンNaは、荒れた胃の粘膜を修復する働きがある事から、胃薬の成分として使用されています。また 頭痛には効果はありませんが、吐き気や胸のむかつきといった二日酔いの症状の緩和の効果もあります。

化粧品成分

銅クロロフィリンNaは、化粧品成分としては、着色剤として使用される以外に、消臭剤、酸化防止剤として使用されている成分です。

銅クロロフィリンNaの毒性、副作用、安全性

銅クロロフィリンNaは、食品添加物として使用されているもので、毒性も無く、副作用もほとんどありません。また胃薬等にも使用できるように安全性も高いものです。

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参考資料

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銅クロロフィリンNa(Cosmetic.info.jp)

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DRUG: 銅クロロフィリンナトリウム

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